ペットショップに行く前に里親制度を利用してみて!
里親制度とは、ペットがやむを得ない理由から飼うことができなくなってしまった人や、保健所、動物愛護センター、動物愛護団体などから、里親として動物を引き取ることができる制度のことを言います。
もともとは、人間の子どもを里親として引き取っていたことだけを意味していましたが、現在は、動物にも「里親」という言葉が使用されますよ。
里親制度には、保健所や動物愛護センターなどの国の行政機関が行っているケースと、動物愛護団体やボランティアなどの民間が行っているケースの2種類があります。
保健所や動物愛護センターでは、元の飼い主が預けた場合、または、捨てられていたり、道端で保護した場合の動物を一定期間保護し、新しい飼い主が見つからなかった場合には、殺処分されてしまうという特徴があります。
一方、動物愛護団体などの民間機関では、殺処分されることはありませんよ。
尊い命を救うことができるのが最大のメリット!
<購入費用が一切かからない!>
里親制度を利用してトイ・プードルを引き取るメリットは、費用がかからないことです。
ペットショップやブリーダーから購入する場合は、数十万円という費用が発生しますが、里親制度は、ペット引き取りに行く交通費などがかかるのみで、トイ・プードル自体の購入費用が一切かかりません!
行政機関の場合は、病気の検査なども済んでいるため、医療費なども発生しませんよ。
また、犬の性格テストも行っているため、それに合格した動物のみを里親に提供していることも特徴的ですね。
一方、民間機関の場合は、病気の検査などが行われていない場合がほとんどのため、里親として引き取った後に病気の検査などはする必要がありますよ。
<尊い命を救うことができる!>
そして、里親制度を利用することは、何と言っても、尊い命を救うことができることが最大のメリットなのではないでしょうか。
保健所では、新しい飼い主に引き取ってもらえなかった動物たちが、年間に何万匹もの数、殺処分されています。
トイ・プードルもその1匹です。
トイ・プードルを飼いたいなと思っている場合は、まずはペットショップに行く足を止めて、里親制度を検討してみてはいかがでしょうか。
殺されるはずだった命を救うことができるのです!
<行政機関ではペットを飼う際の基本的な講習を受けられる!>
保健所や動物愛護センターなどの行政機関では、ペットを飼う際の基本的な講習を受けることもできます。
そのため、ペットを飼うことが初めての場合でも、ある程度の知識をつけることができるんですよ。
<民間機関では相性の良い子を見つけられる!>
動物愛護団体などの民間機関では、インターネットなどで里親募集をしているペットの写真が載っており、それと共に年齢や細かい性格なども載っているため、事前に情報を調べておくこともできます。
そのため、どの子が良いかをじっくり見比べることができますよ!
また、民間機関は、里親とペットを結び付けることのみを目的としていますので、中には、里親検討者が、実際にペットと生活をしてみる期間を設けてくれるところもあるんですよ。
犬がトラウマを抱えていることが最大のデメリット
<トラウマを抱えている子が多い>
里親制度を利用してトイ・プードルを引き取るデメリットは、引き取る子がトラウマを抱えていることが多いというところです。
元の飼い主が虐待をしていたり、叱りつけることが多かったりした場合、元の飼い主の特徴に似た人を怖がったり、歯を向けたりします。
また、大きな音に異常に反応したりして、震えることもあります。
みんながみんなトラウマを抱えている子なわけではありませんが、その比は非常に高いのです!
飼い始めて人間を怖がったときは、新しい飼い主になった人がゆっくりでも良いので、その傷を癒してあげてくださいね。
引き取った子に、「人間は怖くないんだよ」と理解させてあげるために、たっぷりの愛情を注いであげることが大切なんです!
<成犬が多い>
里親制度で引き取れる子には成犬が多いため、子犬を飼いたいと思っている人は里親制度を利用して子犬を引き取ることは難しいかもしれませんね。
成犬の子は、元々飼い主がいて、その生活が身についているため、新しい飼い主が新しいしつけを覚えさせることは少し難しい可能性もあります。
しかし、全くできないというわけではありませんので、しつけを行う場合や芸を覚えさせたい場合は、根気強く行えば覚えてくれることもありますよ。
里親制度のチェックポイントはココ!
里親制度は、「優良」・「悪質」というようなものはありません。
そのため、どこで引き取るのが良いということもありません。
反対に、私たち、里親側に注意が必要なのです。
里子に出されているトイ・プードルは、大抵が成犬です。
もともとは人間に飼われていた子が多いため、人間に愛情を注がれる幸せも、捨てられる悲しさも知っています。
心に傷を抱えている場合が多く、初めて人間に飼われる子犬以上に愛情を注がなければ、その子の心の傷が埋まることはないのです!
そのため、ペットを飼うことが初めての人の場合は、いろいろな難関が待ち受けているかもしれませんね。
里親制度を検討しているペット初心者の人は、それを理解した上で引き取ってくださいね。