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トイ・プードルがかかりやすい!目の病気に注意してあげて!

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トイ・プードルも人間と同じように、目の病気にかかることがあります。

目がある位置や構造が人間とは違いますので、人間ではかからないような病気にかかることもあるんですよ!

 

涙が流れ続けることで起こる「涙やけ」とは?

涙やけとは、目の周りの被毛が汚れたり、変色したりしてしまう病気です。

流涙症などで、目から鼻へ涙を流す経路が塞がっていたり、欠損していたりするために、常に涙が出ていることによって起こります。

その他にも、角膜炎などで、目のかゆみから涙があふれている場合もありますよ。

涙やけは、小型犬に多く見られる病気なので、トイ・プードルはなりやすいのです。

涙が出ている場合は、頻繁に拭いてあげたり、食品添加物が含まれていないエサにするなどしてあげると改善されることも多いですよ!

 

<症状は?>

症状は、涙が原因で目の周りが赤くなったり、被毛が茶色に変色したり、汚れたりします。

 

だんだんと見えなくなってしまう「白内障」とは?

白内障(はくないしょう)とは、目の内部にある水晶体が白く濁り、見えにくくなる視力障害です。

人間にもよく発症する病気ですが、犬にも起こるんですよ!

基本的には加齢によって起こる病気ですが、トイ・プードルの場合は、比較的若い年齢から発症することもあるため、遺伝的な要素が原因ではないかという説もありますね。

 

<症状は?>

症状は、目から涙が頻繁に出る、目やにが出る、目がしょぼしょぼしているように瞬きをする、目が充血するなどがあります。

白内障が進行してくると見えにくくなるため、歩いているときに物にぶつかるようになったり、つまづくようになったりします。

白内障は、初期の段階では分かりにくいですが、黒目の縁の部分が白く濁ってきたら白内障を疑った方が良いですね。

白内障が進行してくると、瞳孔の部分が白く濁り、その濁りが徐々に全体的に広がっていきます。

この白い濁りが広がってしまうと、目が見えにくくなり、最終的には失明してしまう恐れもあるのです!

しかし、白内障は、手術で治る場合もあるため、獣医さんに相談してみることをお勧めします!

初期段階で、「白く濁ってきたな」と気付いたら、早めに動物病院に連れて行ってあげるようにしましょうね!

 

最終的に失明してしまう恐ろしい病気!「進行性網膜委縮症(PRA)」とは?

進行性網膜委縮症(しんこうせいもうまくいしゅくしょう)とは、目の内部にある網膜が変形したり、委縮したりして、徐々に目が見えなくなっていく病気です。

最終的には失明してしまうことがほとんどなんですよ。

遺伝性の病気で、この病気になる原因は未だ解明されていないため、治療方法がないのが現状です。

最初は、夜に物が見えなくなる「夜盲症」になり、徐々に病気が進行していきます。

 

<症状は?>

症状は、目の前にあるご飯やおもちゃに気付かなかったり、歩いているときに物にぶつかったりします。

そのため、散歩にも行きたがらなくなる子も多いんですよ。

進行性の病気で、治療方法がないため、病院へ行って進行性網膜委縮症と診断された場合は、愛犬が目が見えなくても過ごしやすいような環境を作ってあげることが必要不可欠です!

愛犬が、見えないことでストレスが溜まってしまい、他の病気を引き起こしたらいけませんからね!

しかし、犬はもともと、人間よりも水晶体の厚さが厚く、近くにある物は視覚で判断することができないと言われています。

普段生活しているときは、嗅覚と聴覚で判断することが多いため、万が一失明してしまったとしても、過ごしやすい環境を作ってあげれば、不自由なく生活できる場合もありますよ!

また、進行性網膜委縮症は遺伝性の病気のため、ブリーダーが、この病気のある子孫を残さないようにすることも必要になります。

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