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トイ・プードルが生まれてから亡くなるまで~成犬以降編~

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立派な大人の仲間入り!「成犬期」とは?

1歳を迎えると、「成犬」の仲間入りです!

犬は、平均寿命が人間よりも短く、成長が早いため、人間だとまだまだ子どもの年齢でも、犬だと立派な大人になるのです。

人間に換算すると、15~17歳にあたりますね。

さらに、1歳半を迎えると、人間で言う、20歳にあたるようになります。

この成犬期は、自我が確立したり、自己主張が強くなったりしますので、この時期以降は性格が変わることはほとんどありませんよ。

大人になるため、子犬の頃のようなじゃれる感じが少なくなり、落ち着いてくる子もいますね。

身体も、この時期以降は成長が止まります。

エサは成犬用に変え、ワクチンも一番最初に行ったワクチン接種の1年後に行うことを忘れないようにしてくださいね!

身体の成長が止まっているのにも関わらず、おやつを与えすぎたりしてしまうと、肥満になったり、病気になったりしてしまうため、注意が必要ですよ!

成犬期は、1歳から5歳までです。

5歳は、人間で換算すると36歳にあたるため、初めての出産が5歳以上になる場合は、妊娠中毒症に注意しなければなりませんよ!

 

体力が落ちてくる「シニア期」とは?

6歳以上になると、人間で換算すると40歳になります。

人間の年で考えると40歳はまだまだ若いですが、犬は寿命が短いため、「シニア犬」になるんですよ。

8歳では、48~50歳くらいにあたりますね。

トイ・プードルの場合、6~13歳までを「シニア期」と呼びます。

このシニア期は、肉体的な老化が始まる時期です。

シニア期に入ったら、エサをシニア用に変えてあげてくださいね。

また、内臓機能もだんだんと衰えてくるため、消化不良などが起こるようになります。

そのため、無駄なおやつなどは控えましょうね。

足腰も弱ってきたり、目が見にくくなったり、音も聞こえづらくなるため、8歳以降になったら、激し過ぎる運動は避けた方が良さそうです。

さらに、シニア期はかかる病気も増えてくるため、定期的に病院に連れていき、健康診断などを受けさせてあげるようにしましょう!

トイ・プードルは、スタンダード・プードルなどの大きなプードルと比べると寿命が長いため、10歳になってもまだまだハイテンションで、遊びたがります。

しかし、11歳を超えると、だんだんそれも落ち着いてきて、体力が落ちてくるようになりますね。

体力落ちてくると、よく眠るようになったり、散歩を嫌がるようになったりします。

散歩を嫌がっている場合は、無理に連れて行かず、家の中でゆったりした時間を過ごさせてあげてくださいね。

子犬の頃に飛び跳ねていた姿を想像すると、体力のなさそうな姿は少し切なくなるかもしれませんが、シニア犬はシニア犬なりの落ち着きのある安心感がありますよ。

優しくなでながら話しかけて、たくさんコミュニケーションをとってあげると、愛犬もとても喜びますよ。

 

できるだけ長生きしてほしい!「高齢期」とは?

14歳以降は、「高齢期」と呼ばれます。

この時期になると、目が見えなくなってしまったり、音が聞こえなくなってしまったりしますので、飼い主が声を掛けても反応しなくなることがあり、少し寂しくなってしまうかもしれませんね。

14歳は、人間に換算すると、72歳にあたります。

平均寿命は12~14歳ですが、健康管理の仕方によっては、15歳以上まで生きることもありますよ!

現代では、ドッグフードにバランスの良い栄養価が含まれていたり、医療技術が発達していたりするため、平均寿命は延びていると言いますからね。

17歳以上生きると、人間で言う84歳になり、「長寿」と言われます。

愛犬に少しでも長く生きてもらうためには、飼い主の努力が必要になります!

愛犬の健康管理をしっかり行い、運動もさせて、怪我や事故に気をつければ、いつまでも可愛い姿でそばにいてくれますよ!

 

犬の人間に換算した場合の年齢は統計的な数字ですし、「この年齢にこうなる」という内容は、あくまでも「このような傾向にあります」という意味です。

エサの内容、ストレス、先天性の病気などによっては、平均寿命よりも早い年齢で亡くなってしまう場合もあります。

また、子犬の頃の育て方や愛犬のカラー、育った環境によっても、性格が変わったり、成長が遅れたりする場合もありますしね。

いずれにせよ、愛犬の最期のときまで、幸せに健康に暮らしていけるように、愛情をたくさん与えてあげてくださいね!

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