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トイ・プードルが生まれてから亡くなるまで~子犬の時期編~

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トイ・プードルが産まれてから亡くなるまでの平均寿命は、およそ12~14歳だと言われています。

犬の場合、大型犬よりも中型・小型犬の方が長生きすると言われていますが、それでも人間よりもはるかに早いスピードで歳をとっていくのです。

健康に気を付けていれば、平均寿命よりももっと長生きする場合もありますし、不慮の事故で早くに亡くなってしまうこともあります。

しかし、長寿になるか短命になるかは、普段の飼い主次第になることもあるのです!

犬は、自分で飼い主を選ぶことができませんよね?

そのため、飼い主が愛犬の命を大切にしてあげなければならないんですよ!

犬の一生は、人間よりも必然的に短いものですので、愛犬が生きている間にたくさんの愛情を与え、いっぱい思い出を作ってあげてくださいね。

 

産まれたばかりでまだトイ・プードルらしさがない「新生児期」とは?

産まれた日から2週目までを、「新生児期」と呼びます。

トイ・プードルは、一般的に体重が100g前後で産まれてきますが、10日程経つと、体重が2倍程になります。

赤ちゃん犬は、生まれた日から10日頃までは、目が見えていません。

しかし、犬はもともと嗅覚が良いため、においを頼りに、自ら母犬の母乳を吸いに行くことができるのです!

この新生児期は、母親の影響を非常に強く受ける時期のため、母犬との時間を大切にさせてあげなければなりませんね。

子犬は、本能的に母犬の母乳が吸いやすくて出やすいところを確保するために、子犬同士で競争を始めますが、中には、自ら吸いに行くことができない子犬もいます。

母犬は、どんなに優しい性格をしていたとしても、その子犬を育児放棄してしまうのです!

その場合は、人間が人工乳などを飲ませて育てるようにします。

新生児の時期は、嗅覚と触覚が発達しますが、視覚や聴覚は発達しませんよ。

 

急激に成長する「転換期」と「幼児期」とは?

産まれてから3週目から4週目までを「転換期」、4週目から7週目までを「幼児期」と呼びます。

3週目以降になると、目が開くようになります。

それと同時に、聴覚も発達を始め、母犬の周りを歩き始めるようにもなってきますよ。

4週目以降になると、嗅覚、触覚、視覚、聴覚が急激に発達するため、兄弟姉妹とじゃれあい、遊び始めます。

この時期は成長が著しいため、母犬や兄弟姉妹犬との関わり、人間との関わりを深く持たせてあげることが重要になります!

人間のにおいを嗅がせたり、人間が子犬を触ったりして、たくさん経験をさせてあげましょうね!

母犬、兄弟姉妹、人間とたくさん触れ合うことによって、喜怒哀楽などの感情や、社会性、協調性を育てることができるんですよ!

この時期は、人間に換算すると、1歳くらいにあたりますね。

 

自我の芽生え、社会経験をする「社会化期」とは?

7週目から12週目までを、「社会化期」と呼びます。

一般家庭にペットとして飼われるようになるのは、この時期の終わりがけからなんですよ。

なぜなら、社会化期に入って、その子の自我が確立するようになる頃からしつけを始めると上手くいくと言われているからなんです。

あまり早い時期に母犬や兄弟姉妹から離されてしまうと、喜怒哀楽などの感情や協調性などが学べなくなってしまうため、しつけがしづらかったり、人間に対して反抗的、攻撃的になってしまったりするのです!

この時期にトイレのしつけをすると、成犬になっても上手にトイレでおしっこやウンチをするようになるんですよ。

この時期の子犬は、まだ赤ちゃんぽさが残り、コロコロしていてとっても可愛いです!

 

<社会化期を細かく見てみよう>

7~9週目以降は、身体能力が著しく成長するようになり、9~12週目になると、自分と家族の服従関係や、家族の順位付けなどもするようになります。

社会化期に子犬を新しい家族として迎え入れた場合は、積極的に外出させて、いろいろな場所に連れていってあげましょうね!

外出させることによって、身体能力の向上を促すだけでなく、犬自身の好奇心などの感情の成長も助けるのです!

この時期に外出させず、家の中のみで生活した場合は、感情の経験が少ないため、成犬になってから怖がりで神経質な子になってしまう場合が多いですよ!

また、8週目から11週目までは、「怖い」という感情を学ぶ時期です。

また、身体面では、産まれてから2ヶ月目以降は、母犬の母乳の免疫効果が薄れてくるため、1回目のワクチン接種を行い、3ヶ月目に入ったら、2回目のワクチン接種を行う必要がありますよ!

この時期は、人間に換算すると、3~5歳くらいにあたります。

 

自分や家族の順位をつける「ランキング期」とは?

12~16週目までを、「ランキング期」と呼びます。

この時期は、家族の中で、誰がリーダーなのか、飼い主は自分よりも上の立場なのかということを、生活の中で学んでいく時期です。

そのため、飼い主は、しっかりとしつけをして、自分が犬よりも上だということを覚えさせる必要がありますよ!

この時期に、「人間は自分よりも下の立場だ」と覚えてしまうと、後々のしつけが非常に難しくなってしまうのです!

この時期は、人間に換算すると、7~8歳くらいにあたりますね。

 

この時期に見た目は成犬と同じようになる「青春期」とは?

4~8ヶ月目までを、「青春期」と呼びます。

人間で言うと、思春期、反抗期のような時期に当たりますね。

そのため、飼い主から離れて1匹でいようとしたり、警戒心も強くなったりすることもありますよ。

この時期には、飼い主との信頼関係が非常に重要になってくるため、たくさんのスキンシップをとりながらも、飼い主がリーダーだということをしつける必要があります!

また、6ヶ月頃までは、身体もグングン成長しますよ。

そのため、エサの量は、成長を見ながら徐々に増やしていきましょう!

歯も乳歯から永久歯に生え変わる時期のため、歯がむずがゆくなるようで、いろいろなものを噛むようになります。

家具などを傷つけてしまう恐れがあるため、おもちゃや犬用のガムを与えておくと良いですよ!

この時期は、人間に換算すると、9歳くらいにあたります。

生後7ヶ月以降になると、身体の成長は緩やかになります。

そのため、エサの回数は減らし、1回に与える量を増やすように変えてくださいね!

また、オスは、発情が始まる時期になります。

生後8~9ヶ月頃になると、成長はほとんど止まり、成犬と同じような体格になります。

この頃までが、「子犬」と呼びますよ。

 

性の部分が成長する「性成熟期」とは?

5~18ヶ月くらいまでの時期を、「性成熟期」と呼びます。

オスは6~7ヶ月頃、メスは9~10ヶ月頃に発情期を迎えます。

飼い犬の子孫を残さない予定であれば、10ヶ月頃までに去勢手術や避妊手術を済ませておいた方が良いですね。

そうでないと、オス・メス特有の病気にかかってしまう可能性が高いためです!

この時期は、オスがマーキングをするようになったり、メスは生理が始まります。

オス・メスともに、精神的に不安定になったり、攻撃的になったりするため、見知らぬ人を見て吠えた場合はきちんと叱り、しつけることが大切ですよ!

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