トイ・プードルはここで手に入れろ!~ブリーダー編~
ブリーダーから購入するときは犬舎(ケネル)に行こう!
ブリーダーとは、動物を繁殖・改良させて、独自で販売したり、ペットショップに卸したりしている人のことを言います。
犬の場合は、1~数匹単位の少ない頭数で行っているブリーダーと、会社組織で行っているブリーダーなど、さまざまいます。
個人がペットを購入するときの「ブリーダーから購入する」と言う場合は、ペットショップに卸しているブリーダーではなく、独自で販売している人のことを指すことがほとんどです。
ブリーダーから購入する場合、「犬舎(ケネル)」と呼ばれるところで販売しているため、犬舎に行くことになります。
知識が豊富なブリーダーから直接購入できる!
<子犬が直接見られる!>
トイ・プードルをブリーダーから購入するメリットは、直接子犬を見ることができるところです。
犬舎に行って直接子犬を見たり、子犬が今まで育ってきた環境を見ることもできますよ。
希望すれば、親犬や兄弟姉妹犬にも会うこともできますので、成犬になったときの大きさを見ることができますし、大体の性格を知っておくこともできますね!
<トイ・プードルの専門知識が豊富!>
トイ・プードルをブリーダーから購入するメリットは、何と言っても、トイ・プードルの専門知識が豊富だというところが最大のメリットだと言えるのではないでしょうか!
ブリーダーは、優良なトイ・プードルを繁殖させるため、日々勉強しています。
優良なトイ・プードルを繁殖させたいだけでなく、犬に対しての愛情も深いため、子犬が愛情をたっぷり注がれて育っていますよ!
このような優良ブリーダーから購入すれば、子犬を購入した後も、飼育方法や育てる場合のアドバイスや悩み相談なども親切に行ってくれるため、飼っているときも安心できるのです!
ブリーダーとは、今後トイ・プードルを飼っている間、長い付き合いになるため、犬舎を見学する際は、しっかりとブリーダーの話を聞いて、コミュニケーションをとっておく必要があります。
子犬ばかりに夢中になる人が多いようですが、購入後に、「そんな話は聞いていない!」というトラブルにもなりかねませんので、飼育方法や子犬についてのことなどをしっかりと聞くようにしましょうね!
<犬が順調に育っている!>
犬舎で育った子犬は、親犬や兄弟姉妹犬と長い時間一緒に過ごしているため、自我が順調に成長している場合が多く、社会性もついているところもメリットですね。
社会性がついている子は、しつけもしやすいんですよ!
<ペットショップよりも値段が安い!>
ペットショップで購入するよりも値段が安いというところもメリットだと言えますね。
ペットショップでは、人件費や運営費がかかるため、その分金額がプラスされているのです。
ブリーダーによってはデメリットが起こることも…
<すぐに気に入った子犬を購入できない場合がある>
トイ・プードルをブリーダーから購入するデメリットは、すぐに気に入った子犬を購入できない場合があるというところです。
例えば、「トイ・プードルがすぐに欲しい!」と思い、「目が大きくてマズルが短めで、レッドのトイ・プードルが欲しい」というような希望があったとします。
そう思ってブリーダーに連絡をとり、犬舎に行ったとしても、まず子犬自体いなかったり、希望に当てはまる子がいなかったりする場合があります。
ブリーダーは、質の良いトイ・プードルを繁殖させるために、計画的に繁殖を行っています。
そのため、希望通りの子犬がすぐに手に入らない場合もあるのです。
ブリーダーの犬舎はペットショップと違い、何軒もあるわけではないですし、犬舎を探すのにも時間がかかりますので、すぐに手に入らなかった場合、待つしかないんですね。
<悪質なブリーダーがいる可能性も…>
悪質なブリーダーがいる可能性があることもデメリットですね。
しかし、これに関しては、犬舎に行った際に、購入予定者がある程度判断できる場合もありますので、悪質ブリーダーを回避できる可能性も高いでしょう!
ブリーダーのチェックポイントはココ!
<悪質ブリーダーには要注意!>
ブリーダーの中には、清掃が行き渡っていない環境で、親犬を散歩もさせず、交配・出産ばかりを繰り返している悪質なブリーダーもいるため、しっかりとした見極めが重要になってきますよ!
犬舎の見学を嫌がったり、親犬や兄弟姉妹犬を見せるのを嫌がったりするブリーダーは悪質ブリーダーの可能性が高いです!
また、子犬は、生後4週間までの時期に母犬や兄弟姉妹犬と深く関わりを持たせる必要があるため、それ以下の月齢に子犬を手放すブリーダーにも要注意ですね。
上記のような悪質なブリーダーは、大量に子犬を繁殖させ、金額的な利益だけを目的にしています。
このようなブリーダーを、「パピーミル」と言い、「子犬工場」という意味を指します。
優良で親切なブリーダーは、子犬の飼育されている様子はもちろん、親犬や兄弟姉妹犬を見せることも快く引き受けてくれますよ!
<優良ブリーダーと悪質ブリーダーの見分け方>
優良ブリーダーと悪質ブリーダーの見分け方は、「犬舎の清掃が行き渡っているか」、「知識は豊富か」、「デメリットになるような内容もきちんと答えてくれるか」、「子犬が飼育されている様子や親犬、兄弟姉妹犬を快く見せてくれるか」などです。
子犬を綺麗な施設で育てており、言いづらいような内容もきちんと答えてくれ、知識が豊富なブリーダーは、優良ブリーダーだと判断できますね!
ただし、母犬は、子どもを産んだばかりの時期に、ホルモンバランスが崩れていたり、ストレスを溜めたりしています。
そのため、見学ができない場合も多くあるため、このことは事前に了承しておく必要がありますよ。