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トイ・プードルが病院に行く理由の中で最も多いのは皮膚病だった!?

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犬が病院へ行く理由の中で最も多いのが、皮膚病だそうです。

特にトイ・プードルは、シングルコートで被毛が抜けにくく、クルクルとカールしているため、皮膚に汚れが溜まりやすいのです!

人間でもそうですが、痒い感覚を我慢するのは辛いですよね!?

そのため、愛する飼い犬が皮膚病にならないようにするために、常日頃からブラッシングをして被毛を清潔にし、皮膚もマッサージしてあげることが大切ですよ!

 

かゆみが止まらない!「アレルギー性皮膚炎」とは?

アレルギー性皮膚炎とは、食べ物や空中に飛んでいる物質のアレルギー反応によって起こる病気です。

アレルギー反応が起こることによって、皮膚の免疫反応が異常に働いてしまい、痒くなってかきむしるために起こる皮膚の炎症のことを言います。

主にお腹や顔、足の付け根などの皮膚の厚さが薄い部分にかゆみを起こし、赤くなります。

トイ・プードルの場合、3~5歳頃の成犬期に発症することが多いですね。

 

<症状は?>

症状は、頻繁にかきむしる、赤い部分を舐める、かきむしるためにフケが出たり、出血したり、脱毛したりするなどです。

春や夏などで気温が高くなってくると、血行が良くなるため、かゆみが強くなる傾向にありますよ。

アレルギーが起こる原因は解明されておらず、完治することも難しいため、アレルギーが起こるものを避けて生活することが必要になってきます。

また、病院で処方された薬を飲ませてかゆみを抑えることや、こまめにお風呂に入れてあげることで、愛犬を少しでも楽にさせてあげることができますよ。

シャンプーやリンスの中には、炎症を抑えるタイプや保湿効果のあるものも販売されていますので、是非使ってあげましょう!

愛犬がかきむしったり舐めたりしている場合、かいたことによってできた傷に菌が入り、さらに痒くなってしまう場合があるため、よく観察して、かゆみ止めの薬を塗ってあげるようにしてくださいね!

 

菌が異常発生してしまう「膿皮症」とは?

膿皮症(のうひしょう)とは、皮膚の上で細菌が異常発生してしまい、膿(うみ)が出てしまっている皮膚病です。

トイ・プードルを含め、犬がかかる皮膚病の中で最も多いのが膿皮症なのです。

何らかの原因で、皮膚の構造や細菌、栄養バランスが崩れてしまい、常に皮膚の上にいる「黄色ブドウ球菌」が異常発生してしまうために起こります。

湿気が多い場合や、皮膚が清潔に保っていない場合、他の病気が原因で免疫力が低下しているときに起こりやすいので、清潔な環境にいさせてあげることが大切になりますよ!

ただし、シャンプーのし過ぎでも膿皮症を起こすこともありますので注意しましょうね!

 

<症状は?>

症状は、犬が頻繁に掻く、膿が出ている、発疹が出ている、脱毛しているなどがあります。

膿皮症になると、初期段階では皮膚の表面に黄色の発疹が現れます。

症状が悪化していくと、膿が出てきたり、それを犬がかいてしまうためにかさぶたになったりするのです。

膿皮症を治療するためには、抗生剤を飲ます、皮膚を、「ヨウ素液」や「クロルヘキシジン」を薄めた温水に15分間浸す、抗菌作用がある塗り薬を塗るなどがあります。

一度膿皮症になると、一度は治ったとしても、また起こりやすくなってしまいますので、常日頃のケアが重要になりますよ!

 

寄生虫が原因で皮膚病が起こることもある!

ダニやノミなどの寄生虫が原因で起こる皮膚病も多くあります。

ツメダニが皮膚に入ることで起こる「ツメダニ症」、ニゼンダニが皮膚に入ることで起こる「疥癬(かいせん)症」、ニキビダニが皮膚に入ることで起こる「アカラス」、ノミがトイ・プードルの血を吸うときに出る唾液のアレルギーによって起こる「ノミアレルギー性皮膚炎」など、実にさまざまな皮膚病があるのです!

 

<症状は?>

症状は、全般的に、かゆみがあるために頻繁に掻く、大量のフケが出る、発疹が出る、斑点の脱毛が見られる、皮膚に赤みが出るなどです。

寄生虫が原因で起こる皮膚病を治すには、皮膚の上にスプレー薬やパウダー薬をふりかけたり、かゆみを抑えたり寄生虫を殺すための内服薬を飲ませたり、寄生虫を殺す効果のあるシャンプーで洗ってあげたりします。

寄生虫の皮膚病は、激しいかゆみを伴うことが多いので、少しでも症状が見られたら、早めに対処してあげることが大切ですよ!

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